Taniumパートナー選びで失敗しない5つのポイント
Taniumパートナー選びで失敗しない5つのポイント
エンドポイントのセキュリティと運用管理は、いまや大企業にとって経営レベルの課題です。その解決策として注目されているのがTaniumですが、導入を成功させるためには「どのパートナーを選ぶか」が大きな分かれ道となります。本記事では、実際の失敗事例から学ぶパートナー選びの重要性と、失敗しないための5つのポイント、そして豊富な支援実績を持つザッツイットの強みをご紹介します。
パターン1:どこから手を付けていいかわからない
Taniumは非常に多機能なプラットフォームです。資産管理、脆弱性管理、パッチ管理、コンプライアンス管理など、様々な機能が搭載されているため、導入を検討する企業の多くが「何から始めればよいのか」で迷ってしまいます。現在の課題とTaniumの機能がどう結びつくか分からず、段階的な導入計画が立てられないため、プロジェクトが前に進まない状況に陥りがちです。
パターン2:導入することが目的になってしまう
「Taniumを導入すること」自体が目標となってしまい、本来解決すべき課題や期待する効果が明確でないまま進めるケースです。この場合、システムは稼働しているものの、実際の業務改善やセキュリティ向上につながりません。具体的なKPIや成功指標が設定されておらず、導入前後での効果測定ができないため、投資対効果が不明確なままとなってしまいます。
パターン3:運用が回らない、使いこなせない
Taniumの導入は完了したものの、日常的な運用がうまく機能しない状態も多く見られます。既存の運用プロセスに引きずられてしまい、Taniumの機能を活かした最適な運用ができません。また、運用に必要な十分なスキルを持った人材や体制が組めておらず、継続的な改善やメンテナンスを行うためのノウハウが不足しているため、システムを使いこなすことができない状況となります。
1. コンサルティング力
導入を成功させるには、単に製品を導入するだけでなく、企業の現状を正しく把握し、全体方針を策定する力が不可欠です。Tanium導入は単純なツール導入ではなく、セキュリティ強化の方針策定や運用の見直しを伴う、ある種の変革だからこそ、企画力・計画力・実行力が求められます。
重要な要素:
現状分析:端末の衛生管理・運用状況を的確に診断し、課題を明確化できること
方針策定:分析結果に基づき、改善方針と全体戦略を策定できること
プロジェクト推進:課題をプロジェクト化し、優先度を決めて段階的に実行できること
2. 製品知識・技術力
Taniumは単なるツールではなくセキュリティ管理運用の基盤であり、どのような場面でどの機能をどう活用するかを決めるには高度で幅広い技術力と経験が必要です。
重要な要素:
幅広い知識:OS、セキュリティ、ネットワーク、プログラミングなど横断的なITスキル
Tanium固有の深い理解:資産管理、脆弱性管理、パッチ管理、アプリケーション管理、コンプライアンス管理といった数多くの機能を正しく活用できる製品知識
最新情報への対応:製品のアップデートや新機能に迅速に対応できる学習能力
3. 他システム連携
Tanium単独ではなく、企業内の他の基盤システムと連携してこそ最大の効果が得られます。既存システムに加えて新たなシステムを導入することでさらに効果を高めることができ、最適なシステムアーキテクチャの設計が必要不可欠です。
重要な要素:
他システム連携:Microsoft Entra ID、Intune、ServiceNowなどとの連携設計・構築経験
既存システム:既存の基盤システムとの統合による全体最適化の実現
連携開発:APIを使った効率化・自動化、他システム連携の開発力
4. 構築・導入実績
どの機能をどう設定するか、そして大規模展開に耐えうる設計ができるかは、実績豊富なパートナーにしか判断できません。環境や利用方法に合わせた最適な設定は深い製品知識とコンサルティング力、構築・導入経験から導き出されます。
重要な要素:
機能設計力:「どの機能を、どのように設定すべきか」を判断できる設計力
大規模対応力:数万台規模の展開や運用を考慮した設計・導入の経験
豊富な事例:グローバルを含む多数の成功・失敗事例から得た教訓を活かせる経験値
5. 運用ノウハウ
Taniumは導入して終わりではなく、効率的な活用には継続的な運用改善が欠かせません。既存の運用の良い部分は踏襲しつつ、セキュリティ管理やセキュリティ強化を行う上で最適で効率的な運用の設計と、日々発生する運用課題への対処ができる伴走型の支援が求められます。
重要な要素:
既存運用との調和:既存プロセスを踏まえつつ効率化できる運用設計
運用体制の確立:運用手順の標準化、監視・改善サイクルの構築
伴走型支援:人材育成やナレッジ移転を含めた長期的なサポート
これらの課題を解決し、Tanium導入を成功に導くために、ザッツイットでは以下の経験と実績を蓄積しています:
圧倒的な実績と経験
元Tanium社TAMとしての実績:大企業を中心に多数の導入・運用を支援してきた確かな経験
規模感ある支援経験:のべ100万台を超えるエンドポイントのTanium運用をサポートしてきた実績
高度な技術力と連携ノウハウ
横断的ITスキル:各種OS、セキュリティ、ネットワーク、開発、Tanium周辺で必要とされるスキルをすべて具備
幅広い連携と自動化:Microsoft、ServiceNowをはじめとする他システム連携やAPIを活用した自動化・効率化の開発実績が豊富
グローバル企業での経験:大規模かつ複雑な環境でのTanium運用ノウハウを蓄積
設計力と実績による確実な導入
最適な機能設計:ベストプラクティスを踏まえた各社に最適な機能設計力と圧倒的な実績
大規模環境での支援実績:のべ100万台を超えるエンドポイントのTanium運用をサポートしてきた実績
実務に踏み込む手厚い支援
一気通貫の運用支援:既存運用の利点を活かしつつ最適な運用体制の提案と運用の整備、人材育成を一気通貫で支援
柔軟で手厚いサポート:企画・方針策定から各種システムとの連携開発、人材育成まで幅広くカバー
Tanium導入の成功は、適切なパートナー選びにかかっています。多機能で複雑なTaniumを効果的に活用するためには、コンサルティング力、製品知識・技術力、他システム連携、構築・導入実績、運用ノウハウという5つの要素を満たすパートナーが不可欠です。
ザッツイットは元Tanium社TAMとして培った豊富な経験と、のべ100万台を超える大規模環境での実績を活かし、企画・設計から連携開発、運用定着、人材育成まで一気通貫でサポートいたします。Tanium導入を検討されている企業様は、ぜひ一度ご相談ください。